レーザーブレード

スターウォーズ第1作公開当時(日本では1978年)、剣が光ると「スターウォーズのパクリ」みたいな感じで受け取られていました。
しかし、時がたつにつれ「光る剣」のイメージはすっかり定着していきます。そう、宇宙船やレーザーガン、タイムマシンや転送装置(それぞれも初出の時は独創的だったはず ^^)のように。
ほどなく、我らがヒーローも光る剣を標準装備する時代が訪れました。
そして1982年に登場したのが宇宙刑事の「レーザーブレード」
スターウォーズのライトセーバーのように光そのものが剣になっているのではなく、剣がエネルギーをまとって光輝くというものです。
ここぞという時に、「レーザーブレード」の掛け声とともに光る剣となり、必殺技を繰り出すビジュアルはやっぱりかっこよかったです ^^)
もっともCG以前の時代。剣を光らせるには一コマずつ「マスクを切る(実際は数コマおきの時もありましたが)」という手間がかかったため大変だったのでしょうか。
スタジオ収録の時は「蛍光灯」を剣として使った撮影も行われていたようです。2話ではフイルムを直接ひっかく「シネカリ」と言う技法を使っていたカットもあったかと(未確認です)。
そして最近、レーザーブレードは「宇宙刑事の魂」となりました。

今回のアイテムは、TAMASHII Lab 宇宙刑事ギャバン レーザーブレード (16,200円)です。
撮影で使われたいくつかのプロップの中から「一番印象に残る」形状を商品化したとのこと。
プロップ(小道具)ではきっと柄に「黒のビニールテープを巻いてあっただけ」ではなかったかと想像していましたが(あくまで想像です!)商品はかっこよくモールドされています。
効果音、BGM、一条寺烈のセリフなども収録されています。
しかし何といっても鍔にあるセンサーに反応して剣の根元から切先にかけて「光が伸びる」ギミックが最高です。
ま、かざした手に合わせて光が伸びるのではなく2種類のスピードで伸びるんですが・・・。
それでも「あのBGM」に合わせてレーザーブレードが光るのはうれしい限りです(笑)
ただ・・・、「ディスプレイなので振り回さないでね」と注意書きがあります。
まあ、仕方ないですけど・・・、振り回したくなりますよね(ネ ^^)
子供用ではまずありえない「全長、約810mm」のおもちゃです。

レーザーブレード発光時、20個のLEDが並んでいます。

電源スイッチです。 右に入れると効果音に一条寺烈のセリフが入るモード、左は入らないモードです。

BGM用のスイッチ、反対側にもう一つ効果音用のスイッチがあります。目立たず押せるような位置に設置されています。

電池ボックスのビスは、さらにカバーをかぶせるため、表面から見えなくなります。

この穴がセンサー。手で覆ったのち離すと、効果音と共にレーザーが伸びます ^^)

もっと暗いところで見ると、まるで剣全体が光っているように見えたりします。
動画、狭いところで収録しましたので、動きはとても控えめです ^^)
変形したりはしないのでプレイバリューは少ないのですが、輝く剣はやっぱりかっこいい(笑)

ABOUTこの記事をかいた人

「LR総合開発研究所」所長、通称 先生。 ラブレイブを舞台裏でサポートしています。 「仮面ライダー」はもとより、「ウルトラQ」もリアルタイムで体験した世代です。(笑)